パナソニックは、テレビの国内生産から撤退したことを明らかにしました。
収益力の低迷が理由で、今後は海外での生産に集約していくことにしています。

パナソニックは、栃木県宇都宮市の工場で続けてきた有機ELテレビの生産をことし3月末で終了し、テレビの国内生産から撤退したことを10日の決算に関する記者会見で明らかにしました。

少量の生産でコストが高く、収益力の低迷につながっていたことが撤退の理由だとしています。

今後は、マレーシアやチェコなど海外での自社生産に集約するとともに、中小型の液晶テレビは中国の電機大手TCLに生産委託する方向で交渉を進めています。

宇都宮工場はテレビの製造工法の開発や、補修部品の生産を行う拠点として残すとしています。

続きはソース元にて
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210510/k10013022841000.html