米国ではワクチン接種した人の危険性に関する新たな陰謀論が広まりを見せており、これまで新型コロナウイルスの危険性を信じてこなかった市民の間でマスクの着用とソーシャルディスタンスの維持を呼び掛ける動きが見られている。バイス・ニュース通信が報じた。

新たな陰謀論によると、ワクチン接種した人には特殊なタンパク質が形成されており、ワクチン接種していない人がこれに接触すると、不妊症や流産といった、「副反応」が起こるという。

小児科医のラリー・パレフスキさん(ニューヨーク在住)はバイス・ニュース通信の取材に対し、「この毒を接種された人からは、接種していない人に伝染するものがある」と答えた。

ワクチンの陰謀論を信じて接種に反対する一部の市民は、接種を完了した市民とのソーシャルディスタンスを維持するよう呼び掛けている。また、ワクチン接種した人からは危険な物質が拡散しているとして、マスク着用によって身を守る必要があると訴えている

https://jp.sputniknews.com/covid-19/202105128374003/