京急電鉄は12日、神奈川県三浦市の京急油壺マリンパークを今年9月30日で閉館すると発表した。

発表によると、京急油壺マリンパークは、西に相模湾が広がり、江ノ島、富士山、伊豆半島、伊豆大島まで一望できる位置に、
1968年(昭和433)年に京急電鉄の創立70周年記念事業として開業。開業当時は東洋一といわれた大回遊水槽をはじめ、
魚の生態をいろいろな角度から示す、世界でも例を見ない水族館として運営されてきた。

しかし、建物や設備の老朽化が著しく、これ以上の維持管理は困難であると判断し、閉館することを決めたという。
また動物類については、他の施設と受け入れに関する協議を進め、閉館後、飼育・施設管理に必要な要員・体制を維持し、
すべての動物類の移譲を完了するまで、責任をもって対応するとしている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/103761