2時半から並んだ人も


新型コロナウイルス感染症の高齢者へのワクチン接種で尾鷲市は13日から予約の受け付けを開始した。
受付窓口になっている市福祉保健センターには多くの市民が訪れ、接種日を予約していた。接種は27日(木)に始まる。

予約は窓口、電話、インターネットで受け付けた。このうち窓口の福祉保健課健康づくり係がある同センターには、
早い人で午前2時30分から高齢者らが並び始め、受け付け開始の午前8時30分には約380人が整理券を受け取り、順番を待った。

2階ホールには7つの窓口が設けられ、職員が氏名や希望日などをチェック。
事務所の机に広げて置いてある表で枠を確認し、希望日に接種できる人にはその旨を、そうでない人には空いている日時を伝えて調整するなどしていた。

正午までに訪れた人は約800人で200人ほどが順番を待っていたが、午後2時過ぎに待ち時間はほぼ解消した。

朝4時20分ごろに家を出たという三木里地区の女性は、「ほっとしたどころではない。副反応の話は聞くが、それより感染が怖い」と語った。
また、南浦の女性も「希望通りに予約が取れてよかった」と話していた。

同センターは駐車場が狭いため、尾鷲小学校グラウンドを仮設駐車場とした。雨が降ったこともあり「市のやり方はあまりよくない」と不満を漏らす人もいた。

電話については7回線で連絡を受けたが午後2時現在、つながりにくい状態が続いている。インターネット予約は当初確保していた枠が埋まったという。
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