https://news.yahoo.co.jp/articles/eb08d1d6b9041c1125c424c2c02c2a750cec0ba5

東京五輪組織委の武藤事務総長は13日、都内で記者団の取材
に応じ、「仮に大会が中止になった場合、違約金などをIOCから請
求される可能性があるのか」との質問に「考えたことはない。(請求
が)あるのかどうかも見当もつかない」と返答した。

 コロナ禍により、大会を巡る状況は悪化している。最悪のケース
に至った場合、日本側が巨額の追加負担を強いられるとの見方
もあるが、武藤総長は「どのような事情かが非常に重要。そもそ
もそんなことを言い出す人がいるのかどうかも含め、予想がつか
ない」と話すにとどめた。

 また、同様のケースを想定して保険に入り直したのか、との問い
には「前回(延期の際)はある程度の保険金が下りたが、コロナで
延期になった現状では保険料も高騰しているので、従来と同じ形
で入るのは適当ではないだろうと考えている」と慎重な姿勢を示し
た。組織委には、延期に伴って興行中止保険金が約500億円下りていた。