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広島市 80歳以上対象にワクチン集団接種 17日から

広島市で80歳以上の高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの集団接種が17日から始まりました。

広島市は17日から、80歳以上の高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの集団接種を始め、会場となった広島市西区の商業施設には午前10時前から予約をした人が次々に訪れました。
午前中には100人以上が接種を終え、副反応に備えて15分ほど会場で待機していましたが、午前11時時点では体調の悪化を訴える人はいなかったということです。
80歳以上の高齢者を対象にした集団接種は、今月20日以降、市内のほかの5か所の会場でも行われる予定です。
接種を受けた広島市南区に住む85歳の男性は「無事に接種できて、安心できました。今後も3密を避けるなどの感染対策に気をつけたい」と話していました。
また、広島市西区に住む80代の女性は「孫にインターネットで予約してもらい、会場に来ました。接種自体はあっという間に終わり、痛みもありませんでした」と話していました。
広島市のワクチン接種は、先週から高齢者施設に入所する人を対象に本格的に始まり、来月下旬以降には75歳以上80歳未満の人を対象に、7月下旬以降は70歳以上75歳未満の人を対象に接種を行うことにしています。

05月17日 12時36分
NHK