https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20210517/5010011822.html
新型コロナ 大牟田市の商業施設でワクチンの集団接種始まる

高齢者を対象にした新型コロナウイルスのワクチンの集団接種が、16日から大牟田市でも始まりました。
会場となった大型商業施設には、予約した高齢者が次々と訪れていました。
大牟田市では、16日から、高齢者の集団接種が始まり、市内の小中学校や大型商業施設では、土日を中心に接種が進められます。
このうち、「イオンモール大牟田」のイベントスペースには、90歳以上の男女およそ35人が訪れ、体調に問題がないか確認を済ませたあと、ワクチンの接種を受けていました。
大牟田市では、17日からかかりつけ医での接種も始まっていて、集団接種と個別接種で、7月末までに市内の高齢者およそ4万2000人への接種を終える計画です。
市は、年齢の高い順に発送している接種券を、今週中には85歳以上の高齢者にも送ることにしています。
接種を受けた96歳の女性は「チクッとしただけで痛みは感じませんでした。1人暮らしなのでワクチンを打てて安心しました」と話していました。
大牟田市の桑原正彦保健福祉部長は、「市民にとってなじみのある商業施設で集団接種ができてありがたい。安全安心に接種を受けてもらえるよう進めていきたい」と話していました。

05月17日 12時47分
NHK