https://news.yahoo.co.jp/articles/ced972f7ace05d40466f1352287d40d72f2ace22

インドで新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)感染判定後に入院していた患者が男性看護師からレイプされた後に死亡した事実が一歩遅れて明るみになり非難の声が上がっている。

16日、インドNDTVやザ・タイムズ・オブ・インディアなど現地メディアによると、4月6日に新型コロナ陽性反応でボパール・メモリアル病院に入院した43歳女性が、入院直後に同病院の男性看護師であるサントシュ・アーリワー(Santosh Ahirwar)被告(40)からレイプを受けた後、亡くなった。アーリワー被告は新型コロナに感染した女性患者を病室でセクハラするだけではなく、トイレに連れていって性暴行を加えている。この女性は事件の後、急激に病状が悪化し、集中治療室に移されて治療を受けたが結局24時間以内に亡くなった。被害女性は担当医師にこの事実を打ち明けていた。アーリワー被告は病院の通報で警察に逮捕され、ボパール中央刑務所に収監されて裁判を待っている。

今回亡くなった女性は「ボパール化学工場事故」の生存者だったと明らかになり、人々をさらに悲しませている。この事故は1984年米国系多国籍企業のユニオンカーバイド社が所有していた殺虫剤工場の毒性ガス流出事故だ。3万人余りが死亡し、15万人余りが負傷し、50万人余りがガス中毒症状を起こして、史上最悪の産業事故の一つとして記録されている。

特にレイプ事件発生から1カ月以上経過したにもかかわらず、警察がこの女性の家族にさえ死亡事実を知らせていないことが分かり問題になった。警察関係者は「被害者が身元保護を要請したため事件を公開しなかった」と説明した。

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