神奈川県横須賀市は17日、リュックサックに入った現金6000万円が、匿名の寄付として届けられたと発表した。

 市によると、同日午後2時15分頃、市役所3階の市長室近くで、70〜80歳代とみられる男性が市秘書課職員に「中に手紙が入っているので、見れば分かる」と話してリュックを手渡した。  

男性が立ち去った後に職員が確認したところ、銀行の帯付き100万円の束を五つずつチラシでくるんだ塊が12個と、「小学校1年生の時から始めた貯金です。何かの役に立てて下さい。寄付します」などと書かれた手紙が入っていた。手紙には「匿名希望」と明記されており、市は寄付金として取り扱うという。

 上地克明市長は「大変な驚きとともに、感謝の気持ちで言葉にならない。このような社会情勢の中でどのように使うべきか、じっくり考えたい」とコメントした

5/17(月) 18:33 読売新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/36528643f27ec75d77c5acc163df6919b2e56562

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