札幌市中央区のアパートで、下の階に住む男性の顔を殴った上、刃物で手を切りつけるなどしてケガをさせたとして50歳の作業員の男が逮捕されました。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区の作業員、成田千尋(ちひろ)容疑者50歳です。成田容疑者は今年3月14日の朝、自宅アパートの下の階に住む20代の男性の顔を素手で殴った上、刃物で手を切りつけるなどしてケガをさせた疑いが持たれています。被害にあった男性は顔や頭を打撲し、手に切り傷を負いました。
 警察によりますと、被害にあった男性は、成田容疑者の部屋の騒音について苦情を言うため、部屋を訪ねたあと、アパートの共同廊下で暴行されたとみられています。男性の交際相手が警察に通報しましたが、成田容疑者は上の階の自分の部屋の窓から男性の部屋の窓を棒で叩く嫌がらせをしている最中、窓から落ちて腰の骨を折る大けがをしていました。
 警察は、成田容疑者の治療が終わるのを待って17日、事件発生から2か月余りで逮捕しました。取り調べに対して成田容疑者は「騒音苦情を言いに来た男に腹が立ってやった」などと話し、容疑を認めているということです。




北海道放送(株)
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