https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000216022.html
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「医療用覚醒剤」を使用している外国人選手の入国を可能にするため、オリンピックの開幕に向けて、この国会で法改正を行う考えです。

自民党・遠藤元五輪担当大臣:「次から次へと色んな課題も出て参ります。ADHD(注意欠如・多動性障害)の障害のために使わざるを得ない薬が
日本で承認されていない。まさに安心安全な大会に向けて、選手の出る権利をしっかりと確保したうえで進めていきたい」

東京オリンピック・パラリンピックに出場予定の外国人選手のなかには、ADHDの治療薬として「アデラール」という
医療用覚醒剤の使用が不可欠な人が十数人いると見込まれていますが、
日本では覚醒剤取締法で持ち込みが禁じられています。
このため、与党側は今回、議員立法で特例を認める方針で、立憲民主党など野党を含む超党派で国会に提出し、成立させたい考えです。

五輪を巡っては、コロナの感染収束が見通せず、開催に否定的な見方もあるなか、自民党幹部からは
「なぜもっと早く改正しておかなかったのか」と準備状況に疑問の声も出ています。