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新型コロナワクチンの予約を薬局が支援開始 長野・上田市

新型コロナのワクチン予約で、上田市の薬局がインターネットを使うことに不安を感じる高齢者の支援を始めています。
予約の代行を始めたのは、上田薬剤師会のおよそ60の薬局です。
このうち、イイジマ薬局では、上田市の予約の受付がスタートした先月21日から、無料で予約を代行するサービスを始めました。
きのうも「本当に困っていた、電話がつながらない、いくらかけても」と話す高齢者が訪れインターネットでの予約を手伝ってもらいました。
上田市では、コールセンターへの電話と専用のホームページで予約を受け付けていて、原則、毎週月曜日に3週間後の一週間分の予約が可能になります。
きのうは来月7日から13日までの分の受け付けが午前9時から始まりましたが、10分ほどで空きがなくなった会場もありました。
市でもやり方が分からないという問合せに電話で対応していますが人員には限りがあり、薬剤師会の取り組みに期待が寄せられています。
イイジマ薬局の飯島裕也社長は、「医師や看護師、市職員などもみんなが一生懸命態勢を作っている、みんなで支えあっていくことが大事だと思う」と話しています。
上田市の高齢者はおよそ4万9000人。
予約開始から1か月近くが経ったきのうの時点でおよそ1万8000人、全体の36パーセント余りの高齢者が予約を終えています。
市では、7月末までに高齢者の接種を完了させる計画で、「希望した人は最後のひとりまで受けられる態勢を作っている焦らずに空きを待ってほしい」と呼びかけてます。

(05月18日19時33分)
SBC信越放送