根室沖で体長2mの超特大オヒョウ水揚げ 漁労長もびっくり
毎日新聞 2021/5/19 19:10
https://mainichi.jp/articles/20210519/k00/00m/040/240000c

◇身長180センチの漁労長、福士栄太さんの背を超える超特大オヒョウ=北海道根室市で2021年5月17日、福士さん提供
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2021/05/19/20210519k0000m040258000p/9.jpg


 北海道根室市沖で体長約2メートルのオヒョウが水揚げされた。
畳ほどの大きさがあるため、「畳オヒョウ」と呼ばれ、戦前はしばしば水揚げされたが、近年は珍しいという。

 根室半島の沖合3キロで春定置網漁をしていた歯舞漁協所属の「第8福栄丸」が17日午前5時半ごろに水揚げした。重さは約92キロ。
身長180センチの漁労長、福士栄太さん(37)を超え、体長は推定2メートル。
この時期、沿岸に回遊して来る「トキシラズ」と呼ばれるシロザケやカラフトマス、約150匹に交じって水揚げされた。
福士さんは「これまでの混獲では40センチ程度のものが多く、こんなに大きいのは初めて」と話している。

 英名で「ハリバット」と呼ばれるオヒョウは、カナダや米アラスカでは大物狙いのスポーツフィッシングでも釣られている。