6年前、鳩山元首相が乗った車を囲むなどして摘発された右翼団体の幹部が、生活保護費をだまし取った疑いで警視庁公安部に逮捕された。

右翼団体「草莽崛起の会」に加盟する蒼龍会幹部、杉村治朗容疑者(54)は、東京・中野区に収入を隠して生活保護を申請し、
2020年4月から7カ月間でおよそ300万円をだまし取った疑いが持たれている。

杉村容疑者は、5年間であわせて1,100万円の生活保護費をだまし取っていたとみられ、中野区から被害届が出ている。

杉村容疑者の団体は、鳩山元首相の外交姿勢などに不満を募らせ、2015年に都内で鳩山氏が乗る車を街宣車で包囲した疑いで摘発されていた。

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