https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20210520/4000012338.html
広島市 高齢者ワクチン接種の完了 7月末を目途に対応加速

広島市の松井市長は20日、高齢者を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種について、10月初旬としていた当初の終了見込みを前倒しし、国が目指す7月末を目途に可能な限り対応を加速していく考えを示しました。

これは20日の記者会見で明らかにしました。
高齢者のワクチン接種について広島市は、今週から80歳以上の接種を始め、その後、5歳刻みに対象を区切って接種を進め、市内に住む30万人の高齢者への接種をことし10月初旬までに終える計画でした。
会見の中で、松井市長は「接種機関を増やし携わる医師を増やせれば早期に接種出来る」とした上で、「集団接種会場に出ていく医師の確保や、個別接種に協力をしてもらう医療機関を増やすべく、医師会などと調整している。7月末を目途に可能な限り早期に接種が完了するように対応を加速していきたい」と述べ、当初の計画を前倒しし接種の完了を早めたいという考えを示しました。
あわせて松井市長は、こうした態勢強化に伴う財源について国と調整していることも明らかにしました。

05月20日 12時37分
NHK