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大分市にワクチン集団接種会場4か所目設置へ 市医師会が運営

新型コロナウイルスの感染の急拡大が続く大分市で、来月1日から市内4か所目となるワクチンの集団接種会場が新たに設けられ、市医師会が運営することになりました。

これは、大分市の佐藤市長と市医師会の山本貴弘会長が21日合同で臨時会見を開き、明らかにしたものです。

市内で4か所目となる新型コロナウイルスのワクチンの集団接種会場は、来月1日から大分市元町にある「帆秋病院」の体育館に設けられます。

市医師会によりますと、1日当たり少なくとも468人にワクチンを打つ予定で、7月末までに5万2000人余りに接種できる見込みだということです。

接種の担い手として1日当たり医師3人と看護師9人が必要で、医師会の会員などから広く募っています。

また、会見では、今月末から市内のほかの集団接種会場でも1日に接種する人数を214人増やし、3か所で合わせて524人にすることも明らかにされました。

市によりますと、今月24日から個別接種も始まり、7月末までにおよそ13万8000人の高齢者のうち希望者への接種を終える見通しだということです。

山本会長は会見で、「医療のひっ迫に立ち向かう唯一の手段がワクチンだと考えるので、貢献したい」と話していました。

また、佐藤市長は「集団と個別の接種を平行して進めることで、さまざまにニーズに迅速に応えていきたい」と話しました。

05月21日 17時48分
NHK