福岡県大牟田市の三井化学大牟田工場は24日、市中心部に立つ旧染料工場「J工場」を解体すると発表した。1938年(昭和13年)の完成当時、47メートルの高さから「東洋一のビルディング」と呼ばれた建物だが、築約80年を経て老朽化が進み、大規模地震での倒壊の危険性などを考慮した。

 同社や市によると、J工場は鉄筋コンクリート7階建てで、延べ床面積約2万2300平方メートル。ドイツなどの化学工場を視察して建てられた。45年の空襲被害を免れ、49年には昭和天皇も視察されたこともあり、市の象徴に。2007年には歴史的価値を評価され、旧三池炭鉱関連施設などとともに、経済産業省の「近代化産業遺産」に認定された。

…続きはソースで。
https://news.infoseek.co.jp/article/20210524_yol_oyt1t50208
2021年5月25日 20時08分