紋別沖で毛ガニ漁船とロシアの運搬船衝突 漁船の3人死亡

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20210526/7000034584.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

26日朝、紋別市の沖合のオホーツク海で、毛ガニ漁船とロシア船籍の運搬船が衝突しました。
海上保安本部によりますと、この事故で毛ガニ漁船は転覆し、乗っていた5人全員が救助されましたが、
このうち3人の死亡が確認されました。

26日午前6時ごろ、紋別市にある紋別港の北東およそ23キロ沖合のオホーツク海で、
▼紋別漁協所属の毛ガニ漁船「第八北幸丸」(9.7トン)と
▼ロシア・サハリンのネベリスク船籍の運搬船「AMUR」(662トン)が衝突しました。
第1管区海上保安本部によりますと、この事故で「第八北幸丸」は転覆して
乗組員5人全員が「AMUR」に救助され、このうち3人は心肺停止の状態で紋別港に運ばれましたが、
午前10時半ごろ現場で死亡が確認されました。

亡くなったのは、▼機関長の沼端賢良さん(64)、いずれも甲板員の▼井上征俊さん(37)と
▼今野俊介さん(39)の3人だということです。
また、ほかに甲板員1人が軽いけがをしました。
船長にけがはないということです。

地元の船舶代理店の話によりますと、「AMUR」は25日にサハリンを出発し、紋別港にカニを運ぶ途中だったということです。
事故当時、現場海域の波は穏やかだったということで、海上保安本部は
双方の船の関係者から話を聞くなどして衝突の原因を調べています。

05/26 11:31