https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20210526/8030010123.html
ワクチン 個別接種行う医療機関などに協力金支給 さぬき市

高齢者向けの新型コロナウイルスのワクチン接種を今月10日から始めているさぬき市は、個別接種を行う医療機関や介護施設に対して、独自に協力金などを支給することにしています。

さぬき市ではワクチンの個別接種を行う医療機関などに、
▽一律30万円の準備金や
▽1回の接種につき250円の協力金を支給するための費用、2660万円を盛り込んだ補正予算が今月13日に可決、成立しています。
対象になるのは現在、個別接種を行っている市内にある民間の医療機関と介護老人保健施設、あわせて32か所で、市は貯金にあたる「財政調整基金」を取り崩して財源を確保します。
大山茂樹市長は、26日の会見で「1人でも多くの市民に接種を行えるよう、頑張りたいという医療機関が出てきてほしい」と述べ、協力金がきっかけになって医療機関で行われる個別接種のペースがあがることへの期待感を示しました。
県内では東かがわ市も、昨年度の補正予算にワクチンの個別接種を行う診療科に対して一律50万円の協力金を支給するための費用、850万円を盛り込んでいて、東かがわ市内では現在、16の医療機関が個別接種を進めています。

05月26日 15時34分
NHK