「不要なもの捨てないと死ぬ」 財布など持ち帰った疑いで逮捕
(しまね県)

http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20210527/4030008656.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

「家の波動が悪く、不要なものを捨てないと家族みんなが死ぬ」などと言いがかりをつけて、
知り合いの男性の家から財布や手作りのひな人形をゴミ袋に入れて持ち帰ったとして、
川本町に住む88歳の会社役員ら3人が、集団的器物損壊などの疑いで逮捕されました。
会社役員は、容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、川本町に住む会社役員岡田雅憲容疑者(88)と、いずれも知り合いで、
40歳の会社役員と73歳の新聞配達員の合わせて3人です。
警察によりますと、岡田役員は、4月、40歳の会社役員ら2人を知り合いの40代の男性の自宅に行かせ、
「家の波動が悪い。不要なものをすべて捨てないと家族4人みんなが死ぬ」
などと言いがかりをつけ、男性の財布や手作りのひな人形などをゴミ袋に入れて持ち帰ったとして、
住居侵入と集団的器物損壊の疑いが持たれています。

警察は、この事件に関連し、男性の被害届を取り下げさせようとしたとして、
江津市の44歳の会社員の男も強要未遂の疑いで逮捕しました。

岡田役員は、「飲むと健康になる」とうたう水に関する器具を販売する会社を経営しているということで、
警察の調べに対し「財布などを捨てることを強制していない」と供述し、容疑を否認しているということです。
警察は当時の状況や事件のいきさつを調べています。

05/27 16:15