惜しい記事です。と言いますかNHKの悪い面が出たという記事ですね。元国営放送であり特殊法人であるNHKに民間会社の所有と経営の分離について鋭く切り込む視点がないと言いますか、ヤル気もなく読者へ一体何を訴えたいのか、読者が何を求めているのかを考察することを全くお留守にしている記事です。NHKは折角「新興の投資会社で、エクソンの株式をわずか0.02%しか保有していませんでした」と指摘し、大した株主ではない(つまり会社法上影響を及ぼす地位にいない雑魚株主)だと示す一方で、当該会社の取締役の人数を報じていない点です。単に「2人が新任」と言っても全体でどの程度の割合なのかがわからなければ、大躍進度が伝わってきません。この2人がどの程度の影響力を与えるのかの考察を放棄して「敗北」と語るとは国営放送としてのプライドはどこへ行ったのでしょうか?と言わざるを得ません。受信料を返還して下さい。