兵庫県知事 “国はアストラゼネカのワクチンも活用すべき”

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20210529/2020013628.html
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兵庫県の井戸知事は、厚生労働省が、当面、公的な接種に使わない方針を示している
イギリスの製薬会社、アストラゼネカのワクチンについて、「ほかの国や
WHOなどでも有効性が保証されている」と述べ、積極的に活用すべきだという考えを示しました。

アストラゼネカのワクチンについて、厚生労働省は今月、有効性が認められるなどとして承認する一方、
極めてまれに血栓が生じるリスクがあると指摘されていることから、
当面、公的な接種に使わず、推奨する年齢などを慎重に検討する方針です。

これについて、井戸知事は、29日の全国知事会のオンライン会議で、
「承認したのに使用しないという例はどこにもない。しかもほかの国や
WHO=世界保健機関などでも有効性が保証されているので、活用をぜひお願いしたい」
と述べ、日本国内でも積極的に活用すべきだという考えを示しました。

アストラゼネカが日本に供給するワクチンは神戸市で製造されることになっていて、井戸知事は記者団に対し、
「生産基地が神戸にあるので地の利を生かした純国産のワクチンであり、活用すべきだ。
懸念材料があるのならばそれを検討した上で活用することが基本だ」と述べました。

05/29 12:53