カナダのカムループスで、先住民の子どもたちのために建てられた寄宿学校の跡地から200人を超える3歳以上の子どもたちの遺骨が発見された。同国のCBCニュースが報じている。

同局によると、遺骨は特殊なレーダーで発見されたが、発掘はまだ行われていない。また、現在も捜索が続いていることから、発見される遺骨の数は増える可能性がある。

先住民のための寄宿学校のシステムを研究するエレン・ターペル・ラフォンド氏は、「遺骨の発見は、学校に送った子どもたちが帰ってこなかったと先住民が長年言い続けてきたことを裏付けるものだ」と述べている。同氏は、子どもたちの死が身体的・性的虐待によるものであることから記録されていないとみている。

https://jp.sputniknews.com/life/202105308424701/