さいたま市は25日、特定の生活保護受給世帯に総額1271万円を不正に過払いしたとして、桜区役所総務課の男性主査(43)を懲戒免職処分とし、同額の賠償を請求した。
市によると、男性主査は福祉課に在籍していた昨年4月〜今年1月、上司が決裁したと偽るなどして計17回、特定の1世帯に生活保護費を不正支出した。
「執拗(しつよう)に要求された」と説明している。

2021/5/25
https://www.sankei.com/article/20210525-V6DIYY6CLFMCVCXP4H4IOATFU4/

生活保護不正受給、自費でも80万円 「執拗な要求」

さいたま市の40代男性職員が生活保護費受給者1人に1271万円を不正に支出していた問題で、市は30日、この職員が自費でも80万円近くを受給者に渡していたと説明していることを明らかにした。
「支給できないと伝えたが、執拗(しつよう)な要求に抵抗できなかった」といい、18年秋から20年3月まで、自費で1回4万円、多いときは月3回、渡したという。
https://www.asahi.com/articles/ASP512S87P4ZUTNB01H.html