フランス司法当局、ゴーン被告を逃亡先のレバノンで事情聴取へ ルノーの資金流用疑惑
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 カルロス・ゴーン被告の聴取が、逃亡先のレバノンで行われる。ルノーの資金流用の疑惑について事情を聴く予定。

 フランス司法当局は、ゴーン被告がパリ郊外のベルサイユ宮殿で開いたパーティーについて、ルノーの会長としての地位を悪用して会社の資金を不正に流用したかどうかを調べている。

 ゴーン被告が逃亡したレバノンに捜査官を派遣し、日本時間のきょう夕方ごろからベイルートの裁判所で任意の事情聴取を行う予定。

 ゴーン被告は、ルノーがディーゼル車の排ガス装置の検査で不正を行ったとされる疑惑で、フランス当局から26日に証人として7時間にわたり事情を聴かれている。

 聴取を前にゴーン被告はAP通信のインタビューで、聴取は自らの正当性を主張する初めての機会だと答えていた。

(ANNニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/38112657bf5eb9c022c516a61c8429fb27c34498