困窮者支援の「公共冷蔵庫」 食品卸大手企業などが協力

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20210531/4020009188.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

生活に困っている人たちが、いつでも無償で食料品や日用品を受け取れる「公共冷蔵庫」と呼ばれる
岡山市内での取り組みに、食品卸大手の企業などが協力することになりました。

「公共冷蔵庫」は、生活に困っている人が人目を気にすることなく、いつでも食料品や日用品を
手に入れられるように、寄付などで寄せられた品物を、岡山市内の施設で
無償で提供する取り組みで、現在およそ350世帯が利用登録して、一日平均で30件ほどの利用があります。

ただ運営する岡山市の団体によりますと、利用希望者が増えているということで、
今後提供する食料品などが不足することが懸念されていました。

今回協力することになったのは、食品卸大手の「日本アクセス」と
岡山市の物流会社「岡山スイキュウ」で、31日に協定の調印式が行われました。
協定では、食品卸の日本アクセスが、賞味期限が近づいているため
食べられるのに出荷できない冷凍食品などを無償で提供します。
それを物流会社の岡山スイキュウが、日本アクセスの倉庫から公共冷蔵庫まで運搬することで、
取り組みに協力することにしています。

公共冷蔵庫の運営団体の石原達也代表理事は「提供してもらえる食品があっても、
それを取りにいくのが難しいことがあり、物流面もネックになっていたので大変ありがたい。
困っている人が毎日利用できるようにしていきたい」と話していました。

05/31 17:23