岩手県の「ＩＧＲいわて銀河鉄道」の昨年度の決算は、新型コロナウイルスの影響で、開業以来最大の赤字となった。ＩＧＲによると、昨年度の「輸送人員」は観光客の減少などで「定期外」で落ち込みが目立ち、１日当たりの平均が前の年度より２０１４人少ない　　　　　１万１９３６人。この結果、「旅客運輸収入」が前年度より３億３５４２万円減り、県や沿線自治体などからの補助金を加えても「当期損益」は２億７４６５万円の赤字。２年連続の赤字で、２００２年の開業以来、最大の赤字幅。浅沼康揮社長は「新型コロナの影響により、大幅な赤字決算となった。今後は増収・増益、コスト圧縮に努めてまいりたい」と話している。

6/8(火) 11:42
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