>>362
松岡は二面性があって、脱退演説でいかにも強硬派・タカ派のイメージだけが印象に残ってしまっているが、脱退決定前は本国対して「我が国も妥協すべきは妥協して、腹八分目で満足すべき」と連盟での妥協案を公電で意見具申している。

松岡はさすがに米国の国力は好悪感情と別にわかってたろ。意思についてはどう思っていたかわからん。松岡は米国に居たといっても生活者であって米国の意思決定層などと接点無かったろうから。

日本の無謀な開戦の責任の話で、松岡なんかほとんど無視してもいいくらいだと思うけどな。軍部の責任があまりに圧倒的なので。

東条なんて虜囚の辱めを受けずといって自決をあれだけ強要しながら、自分はGHQに逮捕されても自決できないんだぜ。あれは当時の日本人もほんとうに呆れたらしい。

少なくとも阿南陸相は日本式に責任を取ろうとしたから、その遺族は日本社会でも敬意をもって扱われたんだよな。(遺児が、講談社社長、中国大使)