※2021/06/12 19:24読売新聞

 新型コロナウイルスのワクチンを巡り、各地の自治体で、住民の接種の進捗しんちょく状況を伝える「ワクチンメーター」を導入する動きが広がっている。

 埼玉県戸田市は市役所ロビーの大型モニターにワクチンメーターを表示。国の「ワクチン接種記録システム(VRS)」と連動させ、前日分を毎朝更新する仕組みで、11日には65歳以上の市民2万4620人のうち約42%が1回目、約8%が2回目の接種を終えたと円グラフなどで伝えていた。

 市は「市民にいち早く正確な情報を示し、接種の機運を高めたい」と説明。この日、市役所を訪れた同市の男性(85)は「感染が不安で外出を控えてきたが、接種が進んでいることが一目で分かって安心した」と笑顔をみせた。

 東京都品川区も区立施設の電子掲示板やホームページを活用し、接種率や予約率のほか、必要なワクチンの確保状況を伝えている。目黒区も、区のホームページで週ごとに高齢者の接種数などを更新している。

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