日本海側の増毛町の果樹園では、大きく質の良いリンゴを実らせるために余分な実を摘み取る摘果作業が進められています。

増毛町の果樹園では5月に花が咲き受粉したリンゴの木が現在直径2センチほどの実をたくさんつけています。
大きく、質の良いリンゴをならせるために余分な実を摘み取る摘果作業が今月に入り始まっていて約1500本のリンゴの木を栽培している山口亮さんの果樹園でも急ピッチで作業が進められています。
山口さんは、15センチおきに実が1つになるよう、はさみで手際よく摘果していました。
「JAるもい増毛支所」によりますと、ことしは4月の低温によって、寒さに弱い「王林」などの品種を中心に実の数が少なくなる影響が出ていて、秋に収穫できる量も例年を下回ってしまいそうだということです。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210609/7000035180.html