世界のワクチン格差深刻 G7に「支援前倒しを」


新型コロナウイルスのワクチン10億回相当分を途上国などに提供することで合意した先進7カ国首脳会議(G7サミット)は、
中国やロシアに「ワクチン外交」で後れを取った米欧の巻き返しを印象付ける場になった。

だが、世界のワクチン不足は深刻で、G7にさらなる努力を求める声もある。


◆「アフリカは接種2%台」

地域間格差も深刻だ。英統計サイト「アワー・ワールド・イン・データ」によると、ワクチンを少なくとも1回接種した人の人口に占める割合は、
北米や欧州が3割以上に達したのに対し、アジアは6%、アフリカは2%台にとどまる。

WHOのモエティ・アフリカ地域事務局長は記者会見で「ワクチンは明日ではなく、今日必要。
生きるか死ぬかの問題だからだ」と話し、「来年まで」とされる10億回分のワクチン提供を前倒しするよう求めた。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/110583
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【ワクチン接種の遅れ】 アフリカ、感染者500万人超  増加傾向顕著、1週間で3割ずつ増えていく深刻な状況
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1623656884/