https://news.yahoo.co.jp/articles/62b6ba9a0029f2d3af00a2eea91a646b0757e9a1

日本が台湾に提供した新型コロナウイルスのワクチンについて、中国政府は「日本人が打たない、しかも、期限切れが近いもの」などと批判しました。

 中国政府で台湾政策を担当する台湾事務弁公室の報道官は16日の記者会見で、「台湾メディアの報道に注意している。日本が送ったアストラゼネカのワクチンは日本人が打たない、しかも、期限切れが近いもの」と批判。そのうえで「ワクチンを接種した後に重い副反応が出た台湾の人もいる」と台湾メディアの報道を引用する形で指摘したということです。

 アストラぜネカのワクチンについては、接種後ごくまれに血栓が出来る例なども報告されていて、日本では直ちに公的な接種には使わない方針になっています。

 中国政府は「台湾は一日も早く中国が提供するワクチンを受け入れるべき」と訴えています。