http://www.zakzak.co.jp/soc/news/210617/dom2106170001-n2.html

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他のG7諸国では、15%から60%に要した日数は58〜71日であり、完璧とはいかないかもしれな
いが、おおむね達成できるだろう。少なくとも、高齢者で希望している人へのワクチン接種はできるだろ
うし、高齢者以外の人でも、ある程度のワクチン接種はできているだろう。
 残された問題として接種券の配布がある。接種券配布は地方自治体が行っており、差が激しい。筆者と
しては、接種券という「紙」にこだわることもないと思う。航空券もネット情報だけで、「紙」は必ずし
も必要ないので、本人確認後に接種券情報を本人が入手し、それでワクチン接種を行えばいい。さらに、
自治体の事情により接種券がなくてもいずれ来るのだから、接種を先行させる柔軟性があってもいい。
 実際のワクチン接種オペレーションも徐々に習熟度を高めているが、マスコミによる反ワクチン報道や
一部活動家による反ワクチン運動は困ったものだ。
 本コラムで紹介してきたが、日本は反ワクチン運動が仇となって、結果としてワクチン先進地が後進国
に成り下がってしまった。反ワクチン派から見れば夢をもう1度だろうが、それこそ世界の笑い物になっ
てしまう。理性的に行動してほしい。