松江市の老舗酒蔵で日本酒使った梅酒の仕込みが最盛期

http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20210621/4030008871.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

松江市にある老舗の酒蔵で、県内でも珍しい日本酒を使った梅酒の仕込み作業が最盛期を迎えています。

松江市にある米田酒造では、日本酒の新たな消費につなげたいと、10年以上前から
毎年この時期になると梅酒の仕込みを行っています。
ことしは梅の出荷に合わせて、例年より1週間ほど早い今月上旬から始まりました。
原料の梅の実は松江市と雲南市で採れたものを使用していて、ことしは
去年より200キロほど多い1800キロを仕込む予定だということです。

酒蔵では7人の蔵人が、360キロの梅のヘタをひとつひとつ丁寧に取って、大型の扇風機で乾かし、
タンクの中に氷砂糖と交互に敷き詰めていました。
これに日本酒を注ぎ1年ほど熟成させると完成です。

杜氏の上濱智信さんは、「日本酒でつけた梅酒は、一般的なものと比べて
アルコール度数が低く味がまろやかで飲みやすいです。
若い人や女性にも楽しんで欲しいです」と話していました。

できあがった梅酒は、県内を中心に中国や韓国など海外にも出荷されるということです。

06/21 14:33