21日午前、北アルプス五竜岳付近で身元不明の男性の遺体が発見されました。

遺体が発見されたのは、北アルプス五竜岳と鹿島槍ヶ岳の間にある通称「G5キレット」と呼ばれる標高2400メートルの尾根付近です。

黒部署によりますと、富山県側の斜面にピッケルやゴーグルが落ちていて、登山者から滑落者がいる可能性があると警察に連絡がありました。

県警山岳警備隊が、ヘリで付近を捜索したところ、尾根から200メートル程下った斜面に男性の遺体を発見しました。

遺体は腐敗しており、赤い上着に黒いズボン、緑の登山靴を履いていたということです。

警察は、22日以降、司法解剖を行い、死因を調べるともに、身元の特定を急ぐことにしています。
https://www.fnn.jp/articles/-/199330