■NHK(2021年6月22日 15時18分)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210622/k10013097251000.html

太陽光発電関連の事業を手がける千葉県の一般社団法人の代表理事らが税務申告を行わず、合わせて2億円余りを脱税したとして法人税法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕されました。

逮捕されたのは、千葉県柏市にある一般社団法人「全国新エネルギー次世代設備施工協会」の代表理事、跡部浩二容疑者(57)ら2人です。

東京地検特捜部によりますと、この法人は太陽光発電関連の設備工事の請負業などを手がけていますが、跡部代表理事らはおととし3月期までの3年間、8億数千万円の所得があったのに税務申告を行わず、2億円余りを脱税したとして法人税法違反の疑いが持たれています。

代表理事らは、経費の支払いを装い他社名義の口座に送金するなどの手口で法人の所得の一部を隠していた疑いもあるということです。

特捜部と東京国税局は、法人をめぐる資金の流れについて実態解明を進めるものとみられます。

特捜部は、跡部代表理事らの認否を明らかにしていません。