新型コロナウイルスに感染し、大阪市内のホテルで療養中に行方不明となっている20代の男性は、薬物事件で大阪府警に逮捕され釈放中の容疑者だったことがわかりました。

　大阪府によりますと、新型コロナウイルスに感染して大阪市内の宿泊療養施設のホテルで療養していた20代の男性は、6月22日の朝から連絡がつかず昼ごろに看護師が部屋を訪れるといなくなっていたということです。

　療養していた6階の部屋を調べたところ、窓のストッパーがこじ開けられ、外に出た形跡があったということです。男性は軽症で発熱症状などはなかったということです。

　府によりますと、6月24日午後5時時点で男性とは連絡はついておらず、管轄の保健所が6月24日に警察に行方不明届を提出したということです。
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