ワクチン接種が世界最速のレベルで進み、新型コロナの抑え込みに成功したと見られていた中東イスラエルで感染が再拡大し、マスク着用が再び義務となりました。

 イスラエルの保健省は25日、屋内でのマスク着用を再び義務化しました。新型コロナのインド型変異ウイルス=デルタ株が流行しているためで、屋外でも大人数の集まりでは着用を勧めるとしています。

 「怖いです。イスラエルでコロナは過ぎ去ったような感覚があるから。でも違う」(市民)

 すでに国民のおよそ55%が2回のワクチン接種を完了し、今月は新規感染者がゼロの日もあったイスラエル。今週に入って感染者は急増し、一時200人を超え、マスク着用義務は解除からわずか10日で復活した格好です。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4301155.html