尾道市の新型コロナワクチン集団接種会場で、最大6人に濃度の薄いワクチンを誤って注射した可能性があることがわかった。市は「健康被害の恐れはない」としている。

濃度の薄いワクチンを注射した疑いがあるのは、26日に尾道市瀬戸田町の瀬戸田福祉保健センターにワクチン接種を受けに訪れた最大6人。

ワクチンは原液を生理食塩水で薄めて接種する。尾道市によると、26日午後、全ての人に注射を終えた後、未使用の6本の注射器が余っているのが判明。調べたところ、生理食塩水の瓶を1本多く使っていることが判明した。使用済みのワクチンの瓶に再び生理食塩水を注入した可能性が高いという。市は「健康被害の恐れはない」とした上で、これまでに体調不良などの報告はないという。

この会場ではこの日、65歳以上と64歳以下の基礎疾患がある人を対象にワクチンを接種。市は午後に訪れた182人に抗体検査を行い、誤って注射した人を特定するとしている。

広テレ!

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