7月23日に開幕する東京オリンピック(五輪)で日本に来る各国・地域の選手らの間に、新型コロナウイルスのワクチン接種を拒む動きが一部に出ている。副反応が出た場合、大会直前の調整に影響が出るのを恐れていることなどが理由とみられる。

国際オリンピック委員会(IOC)は接種を推奨しているが、義務ではなく、最終的な判断は個人に委ねられている。

 英国オリンピック委員会(BOA)は今月上旬、大会組織委員会の橋本聖子会長あてに、可能な限りの安全対策を尽くすとの文書を出した。ただ、24日の英BBCによると、英国は1千人以上とみられる選手団のうち90%超が接種を完了する見通しだが、BOAのアンディ・アンソン最高責任者が「接種を拒む人もいる」と明かし、接種するよう説得を続ける方針だと伝えた。

 また、25日付の英デイリー・メールは、ベルギーオリンピック委員会の話として、10人ほどの選手が2回目の接種を受けていないと報じた。直前の調整などへの影響を懸念する選手がいるという。

6/28(月) 20:21 朝日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/452d087b064ce348ab257c6736c36a555f7d583f?tokyo2020

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