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2021/07/03(土) 22:00:01.03ID:Xb0lLh449神奈川出身の筆者は、小学1年生からあれをずっと「模造紙」と呼んできたし、先生も周りの友達もそう呼んでいたのだが――実は、他の呼び方がいくつも存在するらしい。
Jタウンネット編集部では2019年5月24日〜2021年4月5日の期間、「『模造紙』のこと、なんて呼びますか」をテーマにアンケート調査を行った。
選択肢は「模造紙」の他、「B紙(ビーし)」「ガンピ」「鳥の子用紙」「広用紙(ひろようし)」「大洋紙(たいようし)」「広幅用紙(ひろはばようし)」、そして「その他」の計8つ。
投票総数は、1822票。はたして結果は――。
■中部地方の多様性
そもそも「模造紙」とは、世界大百科事典や日本大百科全書によると、科学パルプで作られた上質の紙の総称。
明治時代に大蔵省印刷局が作った「局紙」という紙に似せて作られた、「模造した紙」であったことが由来だという。
この「局紙」は鳥の子(鶏卵の殻)の色を模してつくった淡黄色の紙で、模造紙も初めはその色を真似して着色していたが、需要者の意向で白い紙にかわったそうだ。
その模造紙が、どんな名前で呼ばれているのか。まず、全国の結果がこちら。
予想どおり、「模造紙」が77.8%(1417票)と、圧倒的多数である。
けれども、「B紙」(8.1%)や「大洋紙」(4.6%)をはじめ、筆者には馴染みのない呼び方に投票した人も一定数いた。
他の選択肢の割合も見ると、「鳥の子用紙」が3.7%、「ガンピ」が1.9%、「広用紙」が1.8%、「広幅用紙」が0.5%、「その他」が1.6%だ。
これらは、主にどのあたりの地域で使われているのだろうか?
8つの選択肢のうち、各都道府県で最も多かった呼び方ごとに地図を色分けしてみると、こうなった。
「B紙」が優勢だったのは岐阜と愛知、「ガンピ」は富山、「鳥の子用紙」は愛媛、「広用紙」は佐賀と熊本、そして「大洋紙」は新潟という結果に。香川は、「模造紙」と「鳥の子用紙」が50%ずつで引き分けだった。
この地図を見てみると、特に中部地方では4県で「模造紙」以外の呼び方が優勢であり、多様性が目立つ。
地方ごとの結果をグラフにまとめると、その違いは一目瞭然である。
■四国で「模造紙」と呼ぶ人は半数以下
全国で「模造紙」と呼ぶ人の割合は、77.8%だったのに対して、中部地方では「模造紙」と呼ぶ人の割合は、51.9%に留まった。
多かったのは、「B紙」(25.7%)。「大洋紙」(13.3%)も他地方と比べると多めだ。
国会図書館が全国の図書館等と共同で構築している「レファレンス共同データベース」でこの呼び方について調べてみると、世界でも数少ない紙専門の総合博物館「紙の博物館」内の図書室が
「模造紙の地域名称であるB紙(びーし)及び大洋紙(たいようし)の言葉の由来」
という質問に回答していた。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
2021年7月2日 6時0分 Jタウンネット
https://news.livedoor.com/article/detail/20462829/
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