https://mjapan.cna.com.tw/news/atra/202107070008.aspx
台湾鉄道の新特急、第1陣12両が今月30日に到着へ

(台北中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)が新たに導入する都市間特急車両「EMU3000」の第1陣12両が今月30 日に台湾に到着する。台鉄が7日、明らかにした。日立グループが製造を請け負った。当初は6月下旬に到着予定だったが、台湾内の新型コロナウイルスの感染拡大で水際対策が強化された影響で日本側の関係者がビザを申請できず、日程が延期されていた。

台鉄は2019年、日立グループに都市間特急車両600両を発注した。1編成12両で50編成。2024年末までに納入が完了する予定。

台鉄によれば、日本側からは関係者35人が訪台する予定で、第1陣9人は5日に台湾に到着した。現在は検疫措置を受けている。残る関係者も順次台湾に入り、30日までに全員が定められた検疫措置を終える見通し。

陸揚げされた後は3カ月間にわたりテスト作業を行い、品質や安全性を確認する。テストが完了すれば営業運転に投入される。

(汪淑芬/編集:名切千絵)

2021/07/07 18:49
中央通訊社