菅首相は8日夜の会見で、「全国の津々浦々で、ワクチン接種の加速化が進んでいる。1週間の接種回数は、900万回を超えている」と述べ、接種のスピードが上がっていることをアピールしました。

一方で、自治体などからワクチン不足が指摘されていることについては、「全国の自治体には、ファイザー社のワクチンが先月までに9000万回配分されており、市町村には、まだ接種されていないワクチンの在庫が4000万回分あると見込まれる」と説明。

「7月から9月には毎月2500万回分が配分される」とした上で、「1日120万回程度のペースで接種を続けるために必要なワクチンは確保されることになる」と強調しました。

その上で、ワクチンの配分方法について「接種の進む市町村により多く配分できるよう、来月から方法を見直し、配分量をできるかぎり早期にお示しする」と述べ、改善をはかる方針を明らかにしました。

また、「多くの皆様に、たいへんなご心配をおかけした」とした上で、「9月までに希望される全ての国民に接種が可能となる2億2000万回分の十分な量が確保されている」と説明しています。

2021年7月8日 19時52分 日テレニュース
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