日本経済新聞が7月8日、米グーグルが国内で金融事業に本格参入すると報じた。
個人間送金などを手掛けるスタートアップ、pring(東京都港区)を買収する方向で最終調整に入ったとしている。

pringは、決済代行業者のメタップスやみずほ銀行などが共同出資した企業。
グーグルがpringの既存株主から全株式を200億?300億円で取得する方向だとしている。

pringは2017年創業。個人間の送金にフォーカスし、直近では法人から個人への送金ニーズに対応することで経費精算の際の送金手段として利用企業を増やしてきた。
利用者数は数十万人だが、MAUは40%を超えるなど活発に利用されている。
また、自治体向けに地域通貨の発行も手掛け、PayPayなど大手決済事業者とは異なる領域でサービスを提供している。


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2021年07月08日 19時28分
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