【AFP=時事】カナダの採掘企業ルカラ・ダイヤモンド(Lucara Diamond)は7日、アフリカ南部ボツワナで1174カラットの巨大なダイヤモンド原石を採掘したと発表した。

 ルカラによると、このダイヤモンド原石が採掘されたのは先月12日。ボツワナでは、現地のダイヤモンド企業デブスワナ(Debswana)が、1098カラットの「世界で3番目に大きい」原石を先月1日に採掘したと発表したばかりだ。

 7日、首都ハボローネで原石をボツワナ政府に披露したルカラ・ボツワナのマネジングディレクター、ナシーム・ラーリ(Naseem Lahri)氏は、「歴史が塗り替えられつつある。わが社にとっても、ボツワナにとってもだ」と述べ、史上3番目の大きさを更新したとの見方を示した。

 今回の発見で、これまでに採掘されたダイヤモンドの大きさ上位10個のうち6個をボツワナ産が占めることとなり、ボツワナは世界をリードする巨大ダイヤモンド生産国の地位を確立した。

 世界最大のダイヤモンド原石は、1905年に南アフリカで見つかった3106カラットの「カリナン(Cullinan)」で、分割された一部が英王室の王冠にあしらわれている。【翻訳編集】 AFPBB News


7/8(木) 12:14配信 AFP=時事
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画像 ボツワナで採掘された1174カラットのダイヤモンド原石(2021年7月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
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