大阪府の吉村洋文知事は9日、府立労働センター(エル・おおさか、大阪市中央区)で16〜18日に開催予定だった「表現の不自由展かんさい」をめぐり、大阪地裁が施設側の利用承認取り消し処分を一時停止し、開催を認める決定をしたことについて「決定内容に不服があるので抗告する。施設を安全に運営する観点から(利用承認の)取り消しは当然のことだ」と述べた。

 府庁で記者団に答えた。

吉村氏は「表現の不自由展」が開催されていた名古屋市の施設で8日、郵便物に入っていた爆竹のようなものが破裂し、市が利用を停止したことを引き合いに「もう何が起きるか分からない。明らかに差し迫った危険がある」と指摘した。

労働センター内には保育所や就業支援施設があるとして「なぜ乳幼児がリスクを背負わされないといけないのか。非常に疑問でならない」と強調。労働センター側の利用承認取り消しについて「表現の自由が大切なのは分かるが、指定管理者の裁量の範囲内だと思っている」と述べた。

この日の吉村氏への取材で、複数のメディアが地裁の決定について質問。なかでも毎日新聞は8分以上にわたり、記者2人が代わる代わる「何が起きるか分からないという理由は」「利用承認を一度出したことの評価は」などと質問を繰り返した。

最後は吉村氏もたまりかねたのか、「それだけ表現の不自由展を推すんだったら、毎日新聞の会議室を使ったらどうなんですか」と言い放つ場面もあった。

2021年7月9日 20時51分 産経新聞
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/20505998/

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