滋賀県は9日、県内で65歳以上の高齢者4人が新型コロナウイルスワクチンの接種後に死亡したと発表した。いずれも副反応の疑いがあるとして国に報告があったが、接種との因果関係は現時点では不明という。

 県内では今月7日までに医療従事者約4万5000人が2回目の接種を終えたほか、高齢者ら約30万人が1回以上接種を受けた。副反応の疑いがある症状については、これまでに医療機関から厚生労働省に75人分の報告があったという。

 男性が21人、女性は54人。男性9人、女性17人は重篤な症状で、うち男女各2人が死亡した。報告された症状は「冷や汗が出る」「ふらつく」「血圧が低下する」などだったという。

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