イングランドでの新型コロナウイルス規制を19日にほぼ全面解除する英政府の計画について、
ジョンソン首相は12日、予定通り実施すると確認した。

英国では変異株の広がりで感染が再拡大している。
しかし、政府はワクチンの効果で死者や重症者が抑えられると判断、解除を決めた。

これにより、イングランドではマスク着用の義務はなくなり「屋内交流」の人数制限も撤廃される。
首相は記者会見で、気候が良く学校も夏休みに入る英国の7月こそが「解除に適切な時だ」と強調した。

ただ「パンデミック(世界的大流行)は終わっていない」とも指摘した。
混雑する室内ではマスクを着けるよう推奨、個人の判断で警戒を続けるよう呼び掛けている。

インド由来のデルタ株が広がる英国では、6月以降、感染は急増中。12日の全国の新規感染は3万4000人を上回った。
政府は、このペースが続けば1日当たりの感染者が夏の間に10万人を超える可能性があると認めている。

もっとも最近の死者数は1日当たり10人を下回る日もあり、1000人を超えることも多かった今年初めからは激減した。

政府は、ワクチンによる「免疫の壁」構築に期待を寄せる。
「医療に過剰な負担が掛かる事態は避けられる」(ジャビド保健相)と踏んでいる。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021071300143&;g=int

英首相「法的規制を解除する」
https://www.news24.jp/articles/2021/07/13/10905065.html#:~:text=%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3