国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、国連による五輪休戦決議がスタートした16日、
被爆地広島の平和記念公園を訪問し、「東京五輪・パラリンピックはより平和な未来への希望の光となると確信している」と、スピーチした。

同地にある原爆資料館を視察。核兵器による惨状を伝える資料の数々に、展示を見終えた後「少し落ち着かせてほしい」と言葉に詰まり、
被爆者の梶矢文昭さんとの面会を前に、気持ちを整える時間をとったという。

その後のスピーチではスピーチでは「今日、私はこの場所に追悼されているあらゆる方を思い出すためにきた。平和の使命を再確認した。
今日、この地を訪問して大事な人としての感情を持つことができた。全ての人々はここを訪れるべきだ。神の願いがどこにあるのか。
平和の重要性を感じることができる」と、思いを語り、「(五輪では)205の国・地域、そして難民選手団が東京と日本から
世界にむけて非常に重要な揺るぎないメッセージを送ってくれる」と、誓った。
https://www.daily.co.jp/gossip/2021/07/16/0014507408.shtml