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7月18日(日)3時、日本の南で発達中の熱帯低気圧が台風6号(インファ)になりました。

強い勢力に発達し、暴風域を伴って沖縄や奄美に近づくおそれがあるため、台風対策を行ってください。

▼台風6号 7月18日(日)3時
 存在地域   日本の南
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北北西 ゆっくり
 中心気圧   998 hPa
 最大風速   18 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 25 m/s

強い勢力で沖縄接近の可能性 警戒を

台風6号は太平洋高気圧の縁をまわって北西に進み、明日から週中頃に沖縄や奄美に接近する可能性が高くなっています。この進路を通った場合、沖縄や奄美に暴風や大雨をもたらすことが予想されるため、しっかりと台風対策を行う必要があります。

現時点の気象庁の予報では、21日(水)3時には強い台風になって沖縄本島近海に進み、中心気圧は970hPa、
中心付近の最大風速は35m/s、最大瞬間風速は50m/sと予想されています。

台風が最も近づくのは、大東島地方では19日(月)から20日(火)にかけて、沖縄本島地方や奄美地方では20日(火)頃、
先島諸島では21日(水)から22日(木)頃の予想です。

今年最初の本格的な台風の接近となるおそれがあるため、早めに台風対策を進めるようにしてください。

今月1つめの台風発生

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平年の台風発生数

台風が発生するのは先月下旬に発生した台風5号以来で、今年7月の1つめの台風発生です。

7月の台風発生数の平年値は3.7個で、例年台風の発生が一気に増えてくる頃です。
夏の台風はジェット気流の影響を受けづらく迷走することが多いため、進路の情報にはいっそうの注意が必要です。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、
発生順につけられます。

台風6号の名前「インファ(In-fa)」はマカオが提案した名称で、花火のことを意味する語からとられています。